■ maioに広告出稿したらアプリのインストール数が爆上がりした話 |
書いた日 2019/07/14 どうも、はじめまして。 個人でスマホ向けアプリを作っています、ブルークリエイターのパンと申します。 モンスターカンパニーという放置系のゲームを開発、運営しています。 先月6/20からmaioさんで広告出稿を始めたのですが、とても良い感じの結果が出ているので、同じ開発者の方に向けていろいろ書いていきたいと思います。 すでに、ふんどしパレードの山田さんが広告出稿についての超詳しい記事を書かれてるので、僕が書く必要もないかなと思ったんですが、リクエストをいただいたりもしているので、一応書いてみようかと。 結論から書くと、今回広告出稿をお願いしてみたのは超大正解でした! 今はまだ副業としてアプリ開発をしているのですが、これなら十分専業としてやっていけると確信できるくらいになりました。 その辺をご紹介できればと思います。 ↓良記事なので広告出稿に興味のある開発者の方は必読です! 1.なぜ広告出稿をしようとしたのか? モンスターカンパニーのリリースから1年以上経過しているんですが、その間に数回のアップデートを重ねて、アプリの内容はどんどん充実していきました。おかげ様でアプリの継続率や収益性も進むごとに増えていっている状態です。 ただ、それに対してインストール数が付いて来てくれていないのが悩みでした。 継続率や収益性は確実に上がっていってるのに、新規インストール数は緩やかに減ってしまっていたのです。 1日のインストール数が1桁になることも珍しくなくなったりと。 アプリは良くなってるのに、新しいユーザーさんが入って来ないのはあまりにも寂しい! そこでふと、昔に見たとある記事を思い出しました。
こちらのアプリマーケティング研究所さんの記事です。 広告出稿をしたらいい感じになったということで、僕もこれにないたい、と! 直接maioさんに問い合わせても良かったんですが、たまたま(?)ツイッターで相互フォローだったふんどしパレードの山田さんにまずはお話が聞けないかと思って、連絡させてもらったのが最初です。 僕みたいな駆け出し開発者なんて相手にされないかなぁと思っていたんですが、なんとびっくりめちゃめちゃ丁寧に広告出稿に関して説明してくださって、しかもmaioさんの中の人を紹介までしてくださるという流れに!! これには本当に感謝です! こうして最初の一歩を踏み出して、maioさんにて広告出稿を始めることになったのでした。 2.広告出稿の流れ 言える範囲で具体的に広告出稿までの流れを書いてみます。あくまで僕の例の紹介ですので、ご了承ください。 (maioさんからは事前にある程度使用感などを書いてもいいと伺っているのでまあまあ書いていきます) 打ち合わせは全てメールで担当者の方と行いました。 決めなければいけないことが結構あるので、数回やり取りを繰り返すことになります。 わからないことがあれば聞けば答えてもらえますし、特に迷うことなく、スムーズに進めることができました。 具体的な流れとしては…… ・広告出稿に当たっての希望など ・契約書に同意 ・前金の入金 ・動画コンテのチェック ・仕上がった動画のチェック ・トラッキングツールの導入 ・トラッキングツールのテスト ・問題なければ配信開始 以上、だいたい3週間程度です。 今回、動画広告をmaioさん側で作っていただいたのですが、ある程度の前金の入金がないとできないので、その辺はご相談という感じです。(まあまあ高額です) あと、意外と希望を出せるところもあったりするので、こういう動画にして欲しいなどあったら言ってみるといいかもしれません。 僕は基本お任せでお願いしました。 トラッキングツールに関してはTenjinさんを利用させていただきました。 こちらもふんパレ山田さんに担当の方を紹介していただいていたので、スムーズに進めることができました。 トラッキングツールは広告による流入を確認するために必須ということです。 アクティブユーザー数など細かいデータを見られるようになるので、なかなか便利! 3.DL単価と獲得単価について 広告が成立するには、アプリの1DLあたりの収益 > 広告流入1インストールあたりの単価 これが成り立つ必要があります。 1ユーザーの収益より、1ユーザー獲得する広告でかかる費用の方が高くなってしまったら、当然赤字になりますからね。 そのため、DL単価の高いアプリでないと広告出稿は厳しいということになります。 上で紹介した山田さんの記事では、DL単価200円以上が目安ということが書かれている通り、僕もそれくらいないと厳しい印象を受けました。 DL単価200円と簡単に言いますが、正直個人開発でこれは相当ハードルが高いと思います。 モンスターカンパニーはおかげ様で現在DL単価200円を超えているのですが、元からここまで高くはなかったのです。 実はDL単価が200円を超えたのは今年の年始にVer.3にアップデートしてからです。 Ver.2までは200円切っていたので、去年では恐らく広告出稿成り立たなかったでしょう。 モンスターカンパニーは初めてのアプリなので、課金要素についてはかなり慎重に入れていきました。 ユーザーさんならわかると思うのですが、Ver.2、Ver.3と進むにつれて課金による恩恵が強くなっていっています。 そのおかげでVer.3からは特に課金による収益が上がって、単価200円を超えたのでした。 ちなみにVer.1の頃は100円もありませんでした。 そんなにアップデートで課金の比率を上げたら、評価が下がるのではと思われるかもしれないですが、むしろVer.3で評価は上がっていたりします。 そのための工夫はいろいろ入れているんですが、本題から外れて長くなりそうなので割愛します。 4.どれくらいの効果があったのか? 具体的な数字を出すのは控えますが、とにかく微減傾向にあったインストール数が嘘のように回復してきました。DL単価以下で1インストール獲得できているので、広告を出すだけ黒字になるような状態です。 同じ広告を出し続けていると、効果がちょっとずつ薄くなっていくようなんですが、新しい動画も作っていただけるようなので、その辺も大丈夫そうです。 広告流入のユーザーさんは継続率や収益率が悪いのではないかという心配もあったんですが、これはむしろ逆で、どちらもやや高い傾向にあるようです。 その他の副産物としては、 ・レビューが激増して評価0.1アップ!(ios版) ・ツイッターで話題にする人が増えた! ・ツイッターフォロワーが毎日5人くらい増えた! 正直、広告出稿してみて良いことしかないです。 強いて挙げるなら、ユーザー数増加によってサポートへのお問い合わせが増えて対応が大変になったくらいですかね。 ↓ 6/20に広告出稿してからのios版モンスターカンパニーの継続率です。業界関係者の間でちょっと話題になりました
5.まとめ 長らく、継続率は上がり、収益性も上がり、しかしインストール数は微減する状態が続いていました。今回、広告出稿を行うことでインストール数が安定して、今モンスターカンパニーはパーフェクトな状態になったと言えるかもしれません。 冒頭にもちょっと書きましたが、広告出稿して以来、収益も安定したので今の会社を辞めてアプリ専業でやっていく決心が付きました。 広告出稿にあたっていろいろ世話を焼いてくださった、ふんどしパレードの山田さん、そしてmaioさんには大変感謝です。 DL単価に自信のある開発者の方であれば、広告出稿挑戦してみてはいかがでしょうか? 新しい世界が見えて来るかもしれません。 今回の記事がなにかの役に立っていただけたら嬉しいです。 |
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