SRC-EVA補完計画 プロローグ、オープニング





―プロローグ―


旧西暦2000年、「セカンドインパクト」発生。
大質量隕石の落下によるそれは、南極大陸の溶解を招き、世界的な海面上昇を引き起こした。
これにより、異常気象、経済恐慌、民族紛争が相次いで勃発。
そこで結成されたのが、「DC(ディバイン・クルセイターズ)」である。
DC総帥、「ビアンゾルダーク」は、地球の新たな危機を予測し、
世界を支配、統一することを考えた。
だが、それは更なる混乱を招き入れる結果となってしまったのである。
激戦の末、DCの反乱は、地球連合第13独立部隊「ロンド=ベル」によって抑えられることになる。
こうして、未曾有のカタストロフィーに見舞われた人類は、その半数を永遠に失った。
しかし、それは異変の予兆でしかなかった。

新世暦1年。
無人の小型兵器が地球を襲い始めたのである。
木星付近から送り込まれてくると予測されるそれは、
蜥蜴の尻尾のように無限に繁殖、襲来することから、「木星蜥蜴」と呼称された。
無数に出現する「木星蜥蜴」に成す術もなく、
月と火星は完全に木星の制圧下に陥ってしまうことになる。
地球連合の対応に不甲斐なさを感じた民間企業「ネルガル」は、
「木星蜥蜴」に対応すべく、機動戦艦「ナデシコ」の建造を独自に開始した。

時に、新世暦15年。
巨大戦闘兵器群「使徒」の襲来により、人類は更なる脅威にさらされることになる。
予測されていた圧倒的強さを誇る「使徒」を迎え撃つため、特務機関「ネルフ」はE計画を発動、
究極の汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」を実用化する。
「使徒」は「ATフィールド」という特殊なバリアを保持しているため、事実上、
「使徒」を倒せるのは同じく「ATフィールド」を保持している「エヴァンゲリオン」だけである。

更に、時を同じくして、壊滅したはずの「DC」が再び立ち上がったのである。
「使徒」「木星蜥蜴」の襲来、「DC」の再反乱。


そして、人類の存亡を賭けた戦いが始まる・・・。





    ―オープニング製作裏話―

    オープニングは、かなり苦労して作りました。
    このシナリオは各話、テレビアニメのようにタイトルを入れたり、予告を入れたりしてますので、
    やっぱりオープニングも必要だな、と思い製作しました。
    ほとんどが、エヴァテレビ版のOPを参考にさせてもらっています。
    テレビ版のOPを見た時には、凄い衝撃を受けましたねぇ。
    それで、少しでもテレビ版の完成度まで近づけようと工夫しました。
    その甲斐あって、お陰様で好評を頂いております。(^^)




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